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4Kテレビに騙されるな!4K放送を受信できない事実!

家電の量販店では、4Kテレビと称して、デモの画像を流して画質の良さを売り物に、販売に力を入れているが、4Kの放送が見られないのを知って購入しているのだろうか。
4Kテレビや8Kテレビは「4Kや8Kの映像を表示できる」テレビです。
よって「放送を受信できる」テレビではないのです。

4Kテレビってなに?

2011年7月に行われた、アナログ放送からデジタル放送の切り替えによって、全世帯のテレビの買い替えを必要とされました。
放送がアナログからデジタルに変わり、出来たる放送用のデジタルチューナーとハイビジョン用のモニターが必要でした。
デジタルテレビの構造は、横方向の点(ドット)が幾つあるか。
縦の走査線の本数が何本あるかで画質が変わります。
そもそもデジタル化された時にハイビジョンという言葉をよく聞きました。
ハイビジョンは、横のドット数が1280で約1,000ドットなので1Kです。
2Kは1920(約2,000)。
4Kは3840(約4,000)。
なので、細かい話は抜きにして次のようになります。

1Kハイビジョン(HD):1280(ドット)x720(走査線)
2Kフルハイビジョン(フルHD):1920x1080
4K:3840×2160
8K:7680×4320

なので、言ってみれば、テレビのモニターが、4Kの画質があるってことです。
4Kの表示が出来るテレビということです。

4Kテレビは4Kの放送を受信できない。

なんとまだ、実際に4K放送をしている放送局が有りません。
まだ、4K放送の規格が決まっていません。
4K放送のチューナーを搭載していません。
各メーカーが4K用のチューナーは、検討中です。
今の計画では、NHKと民放放送が2018年12月からBSで4K放送を始める予定ですが、地上波での4K放送の予定はありません。
なので実際の運用は2019年以降になります。
すでに購入してしまった4Kテレビは、別売の4Kチューナーを買うことになります。

50インチ以下は必要ない現実!

大型テレビで近くで見ることで違いが判る解像度です。
50インチ以下のテレビで離れてみると、改造の違いは分からなくなります。
実際に、放送局も地上波のデジタル化に設備投資をしたばかりで、どうなるか判らない4K放送に設備投資をすることに、積極的ではありません。
地上放送の4Kの予定もないので、一般家庭での4Kテレビの必要性は、しばらく無いのが現実です。
4Kテレビを購入するなら、2019年以降にした方が賢明です。

Blu-ray(ブルーレイ)ディスクなら大丈夫?

DVDディスクからブルーレイディスクに変わっても、今一つ普及していないブルーレイディスク。
4Kテレビで、綺麗に見れるのでしょうか。
なんと、Blu-ray(ブルーレイ)の解像度は2K(1920×1080)なので、ようやくフルハイビジョンのディスプレイに追いついたわけです。
なので、4Kテレビでブルーレイディスクを見ても、2K画像です。

画質よりはネットワーク

これからのテレビがどのような方向に進化していくかは分かりませんが、ネットワークに繋がってインターネットと繋がることは間違いないです。
どこの団体が反対しているのか判りませんが、テレビでインターネットをネットサーフィンでブラウジング出来るテレビが発売されていません。
どこかの国で、どこかのメーカーが風穴を開ければ、アッという間にテレビ業界が変わってしまうでしょう。
東芝のレグザが、テレビにHUBを付けてハードディスク4台まで増設出来て、ネットワークハードディスクが使えて、テレビがパソコン化してきました。
他社のメーカーでは追従できていません。
家のテレビも、数十年SONYでしたが、レグザに5台替わりました。
今後の元気のない東芝のレグザがどうなるか状況によりますが、後1年は状況を見たいと思います。

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