過激な発言になりますが、微妙な問題に触れたいと思います。
皆さんも絶対に思っている疑問。
そんな内容に考えていきましょう。
- 国民年金ってどうなの?
国民がみんな心配している国民年金。
払いたくなくて払っていない人。
払いたいけど払えない人。
疑問を持ちながら、払っていない人が多いのが多いのではないでしょうか。 - 厚生年金との違い。
国民年金は、16,260円です(平成28年度)です。
収入に関係なく、就業に関係なく、無職でも払わないといけない制度です。
厚生年金は、会社の正社員として勤めている人が加入する年金です。
毎月の給料に応じて収める金額が変わります。
基本的には、本人の収める額と同額を会社が負担します。
合わせた金額が本人の積み立てた金額に加算されます。 - 元金以上戻ってくるの?
平成16年の制度改正で、国民年金の保険料は、平成29年度まで毎年280円ずつ 引き上げられることになりました。
今年平成28年度は\16,660ですが、平成29年度は\16,900です。
いつまで\280づつ上がっていくかは解りませんが、仮に20歳から60歳までの間、措置もなく、国民年金保険料を支払い続けても、満額で月額65,075円(平成27年4月分からの年金額)しか支給されないということになります。
概算で、\17,000を40年払うと、\8,160,000です。
毎月\65,000を毎月もらうと、125か月です。
65歳から11年以上76歳以上長生きしないと、元金がもらえない勘定です。 - 得なの、損なの?
将来的に、問題を抱えている制度なので、どのように変更されていくかは解りませんが、十分に制度の行方を注意してみていく必要があります。
ただ、払っている人と払っていない人との平等感を維持するために、
頑張って払った人に、損をするような制度にはならないでしょう。
但し問題点が一つ。
最低25年以上払わないともらえないのです。
ここが大きな欠点です。
払わない機関があって、25年に足らないともらえないのです。
24年では0円です。一銭ももらえないのです。 - 将来的に制度が維持できるの?
国民年金制度はすでに崩壊しています。
将来的に改革をしないと維持できないことは、明白です。 - 払わないとどうなるの?
国民年金は、20歳以上国民に課せられた義務なので、税金と同じと考えてください。
払わないと督促が来て、勧告が来て、財産の差し押さえまであります。 - どのくらいの人が払っているの?
どこまで正確な数値か解りませんが、国民全体で約58%~60%しか払っていません。
20代の人は20%とも言われています。
この支払い率の低さが、将来的に生活保護の受給率につながっていくと心配されているのです。
年金を払っていない人が、老後に生活保護に殺到するのです。
皆さんその頃にはどうなっていると思いますか?
想像してみてください。 - 払わない方法はないの?
若い学生や収入のない人など、免除や猶予する制度はありますが、
支払期間を先延ばしする制度であったり、支給額が減額する制度であったり、払った人と払わない人との格差をつけています。
基本は払っていた方がよさそうです。
究極は厚生年金の第3号被保険者制度というものがあります。
これは年金の不公正制度といわれ、対象の方は是非利用してください。
夫や妻が会社員で厚生年金に加入している場合は、配偶者は国民年金が免除される制度です。
夫が自由業の場合は、夫婦そろって、¥33,320を納めないといけないのですが、厚生年金に加入の場合は、半分が会社が負担してくれて、尚且つ配偶者の年金まで免除される制度なのです。
あまりにも優遇されている不公平な制度なので、いつかは改革されるでしょうが、利用できる内は利用しましょう。 - 生活保護の方が良い?
生活保護の受給額は、地域によって差が出ます。
住宅扶助が\20,000~50,000。生活扶助が¥60,000~80,000位です。
平均\90,000~\130,000ないと最低限の生活ができないと政府が認めている訳です。
だから、年金を払わずに生活保護を受けた方が得なのです。
頑張って国民年を払った結果、¥65,000しかもらえないのです。
年金を払わなかった人が\90,000~\130,000を受け取るなんてことが起きています。
だから国民はもっと怒らないといけないのです。
しかし、このままこの状態がどれだけ長く続くかは解りません。
生活保護の制度の見直しも、進んでいます。
認定も難しくなっています。
勉強とは学校の勉強ではありません。
払わない人が得をする制度はできないでしょう。
なんでも悪いのは人のせいにしている人には恩恵に恵まれません。
戦った人が人生の成功者となるのです。
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