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日本人も知らない「旭日旗」の事。そもそも何の旗なの?

サッカーの試合でサポーターが掲げた旭日旗が問題となったり。
中国や韓国でよく燃やされる日の丸や旭日旗。
そこにはどんな背景があり意味があるのだろうか?。
戦後生まれの私達も、しっかり勉強しておかないといけませんね。
韓国人や中国人に説明できなくなってしまいます。

この旗は何?


ではこの旗は?


旭日旗(きょくじつき)と呼びます。

一般的には太平洋戦争時に日本軍が使っていた旗のイメージですが・・。
日章旗(にっしょうき)なら聞いたことがありますが・・。
日本の国旗って「日の丸」じゃないの。

順番に覚えて行きましょう。
まずは国旗から。

誰もが知っている「日の丸」は正式名称ではありません。
正式には「日章旗」と呼びます。

旭日旗(きょくじつき)とは

食事つき「しょくじつき」とよく似ていますが、「きょくじつき」と呼びます。
呼びにくい名前なので、知らなかったという人が多いのではないでしょうか。

まずは、太平洋戦争時に、大日本帝国陸軍が、日本史上において先駆けて旭日旗を考案・採用し、「軍旗(旧称・陸軍御国旗)」として1870年に制定しました。
日章旗(日の丸)に準じて、日章を中心に位置し、十六条の光線(旭光)を放つデザインです。
軍旗は各歩兵・騎兵連隊に天皇から直接与えられたし、軍艦旗は「陛下の御影)として敬仰する旗で軍艦の魂」(海軍中将・中里重次『国旗と軍艦旗』1940年)という扱いだった。
軍は旭日旗を天皇の代理として神聖視したのです。

大日本帝国陸軍の軍旗

海軍はその陸軍に遅れること19年後の1889年(明治22年)に、陸軍の旭日旗に倣って「軍艦旗」を制定しました。
但し日章の位置は、旗竿の近くに寄せています。

大日本帝国海軍の軍艦旗


日章の位置によって海軍と陸軍がちがいます。
日本の海軍の軍艦には軍艦旗の「旭日旗」が掲げられていました。
ですからあくまで国旗は「日章旗」で「旭日旗」は軍隊の旗なのです。

そのことによって、国内・海外をはじめ旭日旗は、大日本帝国軍の象徴としてのイメージが強いのです。

日本が太平洋戦争に敗れると、日本の陸海軍は、アメリカを中心とする占領軍に解体されて、軍旗も軍艦旗も使えなくなった。

現在では

しかし、54年の自衛隊発足にあたり、陸上自衛隊は光線8条の自衛隊旗を、海上自衛隊は軍艦旗と同じ16条の自衛艦旗を制定し、今日まで使っている。
このことに外国から大きな批判は出ていない。
陸上自衛隊旗



航空自衛隊旗

航空自衛隊は、旭日旗を使用していません。

海上自衛隊艦旗



日本の海上自衛隊では、日章旗は使用されません。
何故なら民間の船と自衛隊の船を区別する為です。
日章旗は、日本のタンカーや商船が掲げます。
自衛隊の艦船が日章旗を掲げると勘違いしやすくなるからです。

お解かりいただけたでしょうか。
明治の昔から、国旗は「日の丸」「日章旗」なのです。
「旭日旗」は昔は日本軍の軍旗。
今現在は、自衛隊の旗として使用されています。

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