貧困って、どのレベルからなのでしょうか。
貧困とは、必要最低限の生活が出来ない状態です。
社会制度が充実している日本では、生活保護制度によって、最低限の生活が保障されています。
ここでの「お金がないとき」に該当するのは、最低限の生活は出来ているが、自分の買いたいもの、したいこと、生活必需品以外の物が買えない状態を指します。
他の人より自分が劣って見える。
一生懸命節約しているのに、お金が足りない。
生活が一杯一杯で余裕がない。
そんな風に感じているあなた、本当にそうなのでしょうか?
無い無い、足りないの人生では、何も解決しません。
自分なりには精一杯しているつもりなのが、他の人から見たら目的の無い無駄な出費が多いのではないのでしょうか。
お金が無い人がやるべきこと。
言われなくてもそんなことと思うかもしれませんが、以下の三項目が基本なのです。只、それぞれの項目の考え方のレベルが違うのです。
本当に手に入れたい物の思い入れが違うのです。
目的もなくダラダラと消費している状態が続いていると、お金は溜まりません。
収入を増やす。
自分が望んだ生活を送るためには、収入がいくら必要なのでしょうか。その金額が具体的に出てこない人は、手に入りません。
漠然とお金が欲しい、足りないと言っているだけなのです。
具体的な金額が明確になると、どんな仕事で、何をすれば手に入るかの方法が見えてくるものなのです。
今回は収入を増やす方法については書きませんが、考えてみましょう。
無駄な出費をやめる
今生活していて、お金が足りないと思っているのですから、今使われている出費は、本人にとっては必要な出費なのです。一つ一つ確認したら、みな必要になるのです。
原因は目的もなくお金と使っているからです。
本当に自分が手に入れたい物が明確になっていないからです。
それが生活なのか、勉強するための資金なのか、贅沢品なのか、遊興費なのか、投資の資金なのか。
手に入れたい物が明確になれば、手に入れたい物との比較によって必要な物と不要な物が明確になります。
次のような方は一度見直してみましょう。
お金が無いのは当然です。貯めることはできません。
いろいろ意見はあるでしょうが、
「貧乏人の銭失い」と言われる人です。
全てとは言いませんが、自分にとっての優先順位を付けましょう。
私は、30年以上床屋に行っていません。
自分の頭と子供たちの頭は昔からバリカンで仕上げていました。
パーマを掛けなくなってから、100万円以上節約になっていますね。
ボーズ頭ではなくて、バリカンを持たせたらプロ並みですよ。
自分の頭も2~3週間で散髪します。
コンビニは、殆ど利用しません。
携帯は、ガラケーなら、¥1,500以下。スマホで¥3,000程度でしょう。
- 付き合いだからと飲み会を断れない人
- 携帯に\4,000以上使っている人
- お昼ご飯を外食している人。
- コンビニで買い物する人。
- ダラダラと長電話の人。
借金をしない。
収入の中から金利を払っている人は、お金が溜まりません。借金の内容にもよりますが、借金は未来の欲望の先食いです。
目的を手に入れる計画性が無い為に借金して金利と返済に苦しくなるのです。
お金がない人がやってはいけないこと
無いから、足りないからといって、絶対にやってはいけないことがあります。最初は少しの金額でも、チリも積もれば山となることです。
その1:カードローン(キャッシング)
まずは、キャッシングをはじめとするカードローンです。カードローンと名前はいいですが、昔の「サラ金」です。
現在はサラ金が銀行系の名前になってイメージは良くなっていますが、
内容は「サラ金」です。
カードローンはいまや手軽に現金を手にできる方法です。
借入手続きはスピード勝負で手間もかからず、問題がなければ1〜2時間もしないうちにお金を借りることができてしまいます。
申し込みも簡単で、必要なのは本人確認書類のみが多いです。
印鑑も保証人も担保も不要で、借入額によっては収入証明書さえいりません。
また、カードローンの一種であるクレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、何の手続きをすることもなく、ATMから30万円程度までなら引き出せてしまいます。
ATMを通すことで、借金という感覚が薄れることにも注意が必要です。
その2:リボ払い
クレジットカードの返済方法の一つに「リボルビング払い」、通称「リボ払い」があります。利用件数や金額に関係なく、毎月一定の金額を支払っていくという返済方法で、最小支払い額は借入総額によって変わります。
「月々2000円からの支払いでOK」などとうたっているサービスもあり、一定額を毎月支払っていくだけなら、支出管理しやすく便利だから良いのでは? と思うかもしれません。
しかし、リボ払いは利用残高全体に実質年率15〜18%の金利手数料がかかるのです。
元金はなかなか減らず、完済までの金利手数料は莫大になります。
リボ払いはサラ金と同じと考えましょう。
銀行は儲かるからお金を貸すのです。
銀行が儲かるということは、借りた人が損をするということです。
その3:ギャンブル(競馬、パチンコ、宝くじなど)
ギャンブルでお金を増やそうと考えるのは、もっての外です。お金のない人はギャンブルでは増やせません。
ギャンブルは遊びです。
無くなっても良いお金で、遊ぶのです。
無くなっては困るお金では、決して増やせません。
その4:儲け話(ネットビジネス等)
今の世の中、ネットの世界では、儲け話が山のようにあふれています。絶対に儲かる。初月から数十万円の収入とか。サイドビジネスとかの情報があふれています。
しかし、そんな情報は情報量として数十万円必要といわれ、次から次へと請求され、決して儲からないビジネスです。
「儲かる話は、人には教えない」という常識を理解しましょう。
お金がない人がすべきこと
最初にすべきは、1円預金です。ビンでも缶でもいいので、小銭を貯めていきましょう。
1円が溜まらない人。1円を馬鹿にする人。はお金が貯まりません。
お札を出してのお釣りの内、幾ら貯金が出来るのかは、手に入れたい目標の大きさによって個人差が出ます。
目標が高ければ高いほど、小銭をたくさん入れられます。
あえて貯金箱を買う必要はありません。
私も以前に、銀行に口座を作るのに、記念に貯めた小銭を銀行に持って行って、数えてもらったら30万円以上ありました。
要は、貯めようという気持ちを強く持つことです。
何があっても手を付けないという、信念です。
これが出来ない人は、お金は貯まりません。
まずは、1円貯金からスタートです。
500玉まで、貯金出来るようになると、楽しくなってきますよ。
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