「もう年だし、なくても仕方ない」というのは間違い。
50代でも60代でもそれ以上でも、朝立ちは重要です。
ふと気が付いたら、朝立ちしなくなっていた・・
なんてことないですか?
朝、股間がキュウツクだったり、違和感を感じると気が付くのですが、
何も感じないと、忘れてしまっている朝立ち。
そんな朝立ちの秘密について、調べてみました。
男性更年期もうつもメタボも、最初のサインは「朝立ち」がなくなることなんです。
最近、どうも硬さがイマイチとか、射精の量が少ないとか感じてくると気が付くのです。
そういえばと最近無いなと気が付く朝立ちのこと。
朝立ちとEDとは、深く関係しているのです。
EDとは
ED(イーディー)とは「勃起機能の低下」を意味し、英語で「Erectile Dysfunction」、日本語で「勃起障害」あるいは「勃起不全」と訳されます。そのような言葉にすると、完全に勃起ができない状態、ととらえがちですが、実はそうではありません。
勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったりして、満足のいく性交ができない・・・と感じる人は、いずれも EDの疑いがあります。
専門的には、「性交時に十分な勃起やその維持ができずに、満足な性交が行えない状態」と定義されています。
そもそもEDは『もう歳だから』と精力の衰えの観点から捉えるのではなく、『身体の不調のシグナル』と考えてください。
ペニスの動脈は直径1〜2mmと非常に細いのです。
心臓近辺の動脈は3〜4mm、脳近辺の動脈は5〜7mmです。
つまり、身体の中で最も細い血管なのです。
だからこそ血管の健康を測るバロメーターでもあるんです。
単なるEDだと放っておくと、脳梗塞や脳卒中、狭心症や認知症につながっていくリスクが高まります。
逆に言えば、EDに早い段階で気がついて治療をしておけば、それらの重篤な症状を防げるわけです。
だからこそ、性的な興奮がなくても起こる生理現象である、朝立ちがチェックに役立つのです。
朝立ちとは
おなじみの朝立ちですがどうして起こるのか知っていますか?「イヤラシイ夢を見たから」「欲求不満だから」と誤解しがちですが実は性的な興奮や自意識とはまったく関係なく起こります。
朝立ちの正式名称は「夜間陰茎勃起現象」といって、朝だけに起こる現象ではありません。
私たちは睡眠中に「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という睡眠を一定の間隔で繰り返しています。
これはよく聞く話ですが、レム睡眠は体は眠っているけど脳は活動していて浅い眠り ノンレム睡眠は脳も体も眠っている深い眠りといわれています。
このレム睡眠で浅い眠りのときに神経が刺激されて勃起現象が起こるそうです。
人は約90分に1回の間隔でレム睡眠になります。
なので、8時間睡眠するとして一晩に4~5回レム睡眠になっているため、 朝だけではなく睡眠中にも何度も勃起しているのです。
朝立ちは何のためにあるの?
さて、朝立ちの原因はわかりましたが、いったい何のためにこの現象が起こるのでしょうか?「ストレス解消のため」
「おしっこを我慢している」
「夜尿症の予防」など色々な説が存在していますが、 現在最も有力な説は「勃起力を整える」というものです。
ペニスは長期間勃起しない状態が続くと、勃起に必要な海綿体や血管が萎縮して柔軟性が損なわれてしまいます。
さらに血流も悪くなるので多くの細胞が酸素不足になり老化が進んでしまいます。
それを防ぐために、勃起現象を定期的に繰り返すことで酸素を送り、ペニスの血管や海綿体を健康な状態に維持しているのでは、と考えられています。
朝立ちは何歳までするの?
朝立ちするメカニズムは以上のとおりでしたが、ではいつからいつまでが普通なのでしょうか。
朝立ちが起こる年齢 思春期を迎えるあたりから亡くなるまでとされています。
この間にEDを発症してしまった方は難しいですが、健康な人であれば70代80代の人でも朝立ちはします。
年齢に伴って影響を受けるとしたら朝立ちの頻度のみです。
世の男性が、その自らの早朝勃起を気付く頻度を、年齢別にまとめると、60歳前半まではほとんどの人が、それなりに自覚があり、70歳後半でも4人中3人は一応自覚を持っているのです。
へ~凄いね!。などと驚いていてはいけません。
早速原因を調べて、いつまでも元気で、健康で長生きしましょう。
朝立ちしなくなる原因ってなに??
朝立ちって長年付き合うものですから、たまーに朝立ちしていないときがあると「あれ?今日起ってない」なんて不思議に思うことありませんか?私だけ・・・?
でも、今回調べてみてそこまで気にしなく良いってことがわかりましたけどね笑 たまに立っていなかったとしても、特に問題はありません。
先ほども説明しましたが、レム睡眠のときに何回も起こっているのでその日にたまたま勃起現象が収まった後に目覚めたという可能性もあります。
ただ、注意しなければならないのが夜間にも勃起現象が起こっていない場合です。
この場合は、なにかしら体の不調があることがありますので一度病院で診察を受けてみるのがいいかもしれませんね!
そうは言っても、夜寝ているときに自分が勃起しているかなんてわかんないよ~ なんて方も心配要りません!
なんと、きちんと勃起しているか確かめる方法が存在します。
これは後ほど説明しますね。
朝立ちしない原因
起きるタイミングによって勃起しない時間帯がある
※寝ているときにも勃起していない場合は注意が必要
睡眠中の勃起現象が低下する9つの原因
男性ホルモンの低下
テストステロンという男性ホルモンには血流を促進する一酸化窒素を供給する作用があります。テストステロンの分泌が減ると十分な血液がペニスに送られなくなり勃起しなくなってしまいます。
中年を過ぎ、若いころのような精力を感じられなくなったとしても、多くの人は「もう年だからしょうがない」と考えます。
確かに加齢によって体の機能が衰えることは誰しも否定できません。
老化はホルモン、筋肉、骨、神経、血管などさまざまな要因によって進行していきますが、精力と関係が深いのが男性ホルモンであるテストステロンの分泌量です。
最近注目されるようになった男性の更年期障害もテストステロンの分泌量が低下することが一つの原因です。
糖尿病性抹消神経障害
糖尿病にかかわらず、神経がおかしくなると、脳が性的な興奮をしてもその興奮をペニスに伝達することが難しくなってしまいます。高血圧、糖尿病、高脂血症による動脈硬化
血管が収縮し血流が悪くなると必要な血液が送られにくくなり勃起障害に至ります。さらに血液がドロドロになってしまいます。
睡眠の質の変化、睡眠障害 年齢を重ねるとレム睡眠が少なくなり、勃起する回数が減ってしまいます。
睡眠障害や不眠症などの症状がある人も勃起回数は減少します。
食生活
ペニスの勃起の最大の敵がドロドロ血液です。このドロドロ血液の原因となるのが油ものや、肉、甘いもの。 これらを頻繁に摂取すると勃起しにくくなってしまいます。
喫煙、過度な飲酒
ドロドロ血液を促進させてしまう最大の原因はタバコ。タバコは勃起障害に悩まされている人の大敵です。
血管を収縮させるほか、血液を流れにくくします。
さらに勃起に影響するだけではなく、肺がんにもなりやすくなります。
タバコは百害あって一利なし・・・。
もしあなたが喫煙者で、朝立ちだけではなく勃起障害に悩んでいるのであれば1度禁煙してみると案外早く治るかもしれません。
アルコールの摂取は適度であれば血流促進効果があるのでむしろ推奨するのですが、過度な摂取は水分を失わせるので血液がドロドロになります。
運動不足
血流を促進させるには必要不可欠なのが運動です。その運動が不足すると血液の流れが悪くなり、体に老廃物が溜まっている状態になっているはずです。
適度な運動をして体に溜まっている老廃物を排出しましょう!
気分転換にもなりますし、過度な運動でなければ体がすっきりしますよ。
水分不足
水分が不足すると、血液がドロドロになります。しつこいようですが、勃起の最大の敵はドロドロ血液です。
血液をさらさらにするためにはきちんと水分を摂取することが大切です。
色々と説はありますが健康のために必要な水分量は2.5Lだそうです。 いきなり2.5L摂取するのは難しいと思いますので、いつもより少し意識して摂取するようにしてみてください。
過度のストレス
緊張すると手足の末端が冷たくなるのを経験した人は少なくないはず・・・手足が冷たくなるということは、血液が行き届いていないということですよね?
そうなると、やはり血液がドロドロに。
一時的な緊張であれば問題ないのですが、その緊張がずっと続くような状態だと常に血液が行き届いていないことになります。
これも朝立ちしない原因になってしまいます。
さらにその緊張状態のときにかかるストレスも半端ない。
この状態がつづくとうつ病など神経系の病にもなりやすくなります。
ここまで見てきた人ならすでにお分かりだと思いますが、朝立ち自体はさほど重要なものではないということがわかりました。
何が重要なのかというと、夜間のレム睡眠のときに勃起しているかどうかです。
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